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芸術は爆発だ! 岡本太郎式特撮活劇 TAROMAN タローマン 1/20 フィギュアをつくってみた 【ファンアート】

hirofus

先日NHKで放映された「TAROMAN」がおもしろかった。岡本太郎作品にインスパイアされた特撮作品だ。

全10回、1本2-3分の短尺作品ですぐ楽しめる。動画はYoutubeにもアップされている(前後編で20本)。

ミニチュアのクオリティも高くて、どこか懐かしく、小さい頃にテレビで見た何かを思い出しそうな気分になる。探したらメイキングを担当したチームのnoteを見つけた。

主役のタローマンはでたらめな巨人で、基本的におかしい。最終回のオチが最高なので、ぜひ見てもらいたい。太陽の塔も登場する。

岡本太郎の名言を連ねた主題歌もいい。思わず口ずさみたくなる。

うまくあるな きれいであるな ここちよくあるな マイナスにとびこめ!

TAROMAN主題歌

そんなタローマンのフィギュアが欲しくなったけど、まだ製品化されていないのでつくった。サイズは手のひらに乗る12-3cmくらい、スケールは1/20(ただし人間比)。素材は樹脂粘土のスカルピー、芯材は針金。

1/20フィギュアは1/35や1/12に比べるとメジャーではないけど、個人的にマシーネンクリーガーで馴染みのあるスケールなので作りやすい。

デザインナイフでの切削・彫刻後はサンドペーパーでのヤスリがけは必要最小限にとどめた。あえて面を残すことで光の当たり方で陰影の強弱を楽しむスタイル。

塗料はシタデルで、基本的に筆塗り塗装。ボディの模様やマーク類はフリーハンド。マーク類もうまく描けてよかった。

全体的に最初にイメージしたとおりの形につくれたので、けっこう気に入っている。

自分は可動をあきらめたので、もし海洋堂がアクションフィギュアで発売してくれたら買う。海洋堂のセンムが商品化を検討中っぽいので期待している。

ここから先は、どうやって作ったか? 興味のある人向けに制作過程の記録。


スケールは個人的に作りやすい1/20。ということで、1mm径のアルミワイヤーを2本切り出して、組み合わせてヒト型の芯をつくる。

アルミワイヤーの芯にスカルピーで肉づけしていく。

ワイヤーを曲げてポーズをつけながら、スパチュラで造形していく。手のひらサイズ。

ボディとは別にヘッドをつくる。造形の台座は塗料皿を利用。

資料を見ながら造形していく。

ヘッドをボディにつなげてイメージを掴む。ヘッドは親指の爪くらい、ボディは人差し指の第一・第二関節くらいのサイズ。

期せずして、タローマンの類似的存在のタローマン2号ができてしまった。(詳しくは第四話をYoutubeで見るとわかる)

スカルピーを焼成して、ヘッドのグニャグニャしたパーツの接続穴を開ける。ドリルで開口したら1mmワイヤーを差し込む。

グニャグニャパーツをつくっていく。後で彫刻してバランスを整えるので、雑で良いので気持ち大きめにつくる。

グニャグニャパーツを一通り焼成して、デザインナイフで彫刻。ボディと接続しながらバランスを調整していく。

横から見たところ。複数の角度からチェックして、ヘッドだけでなくボディも含めたフィギュア全体の形状を整える。タローマンはヘッドが重めなので、取り付け角度や足裏の角度などを微調整して、自立できるように工夫する。

彫刻・切削の面は残す表現をしたいので、ヤスリがけはそこそこにしてサフをふく。サフはミスターカラーのホワイト1500番。

サフを吹いてから、改めていろんな角度でバランスチェック。

概ね問題なさそうなので、ペイントに進む。

まずは岡本太郎作品の「若い太陽」をモチーフにしたタローマンのヘッドを、シタデルカラーの金色「レトリビューターアーマー」で塗装。角度によって彫刻した面がしっかり光る。

続いてボディのシルバーを同じくシタデルカラーの「リードベルチャー」で塗装。

ボディの模様はフリーハンド、シタデル「メフィストンレッド」で描く。

胸部などのマークを描き込む。面相筆の点描でアタリを入れて、線で繋いで描いていく。

縁取りが描けたら中を塗ってマークの完成。

背中のマークも同じ要領で描く。点描→線画→塗り潰し。

背面マークも完成。 

完成。斜め下から撮影すると、巨大ヒーロー感が出てカッコいい。

タローマン 1/20 フィギュア制作プロセスは以上。

つくりたいものが多すぎて時間が全然足りないぞ!

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